クランクシャフト・トランスミッション

クランクシャフト・トランスミッション

クランクシャフトの搭載から行っていきます。 クランクメタルを準備し、取り付け終えた後、グリスを塗布してクランクシャフトを載せていきます。 この後クランクケースを閉じるにあたって、位置出しに必要な仮のタイミングローターもこの時点で取り付けておきます。 続いてトランスミッションに移ります。 トランスミッションのベアリング部とケースの間に入るポジションリングは、エンジン製作や腰下分解の際は必ず新品を組入れます。 手動でギアを1~6速のポジションに動かし、適切に組まれているか再度確認しておきます。...
クランクケース part3

クランクケース part3

シフト廻りの取り付けに入ります。 まずはシフトドラムを挿入します。 続いてシフトフォークですが、組付け時干渉してしまう部分は保護のため一時的にグリスを載せておきます。 ドラムとシフトロッドを固定後、ポジショニングレバーの取り付けとなります。 ここまででアッパー・ロア各ケースへの組付けは完了となります。...
クランクケース part2

クランクケース part2

ロアケース側の組付けに入ります。クラッチとオイルポンプをつなぐギアの取り付けから行います。 続いてバランサーです。 再度、組付けの確認と動作チェックを行ってから取り付けていきます。 クランプレバーはエンジンを始動した状態での最終調整・固定となります。...
クランクケース part1

クランクケース part1

外注先からクランクケースが戻ってまいりましたので、腰下より組付けを始めていきます。 ロア側 アッパー側 まずはバリ取りと面出しを行って、全体を洗浄。アッパーケース側のワンウェイクラッチから組んでいきます。 ベアリングは、この部分に限らずサイズ・使用箇所に合わせて個別にジグを製作し正確に圧入を行っております。 プライマリーチェーンガイドも取り付けて、ロア側に移ります。...
シリンダーヘッド

シリンダーヘッド

当社ではシリンダーヘッドの再使用に際し、カーボン除去やバルブのリフェイス等を専門業者にお願いし、シートカットとバルブすり合わせを自社で行っています。 バルブの摩耗や振れが無いか、更にガイド側の清掃を再度行い、すり合わせに入ります。 適切にシートカットとバルブすり合わせを完了後、ステムシールを準備してバルブを組付けていきます。 ロッカーアームは当社のストックから状態の良いものを選定し取り付けていきます。...
トランスミッション

トランスミッション

トランスミッションのギア部ですが、すでにメーカーからの新品入手は出来なくなっており、こちらも当社の在庫から選定して使用します。 アウトプット側 一度、洗浄を行ったのち、各部の摩耗を再度チェックして組み上げていきますが、シムやクリップといったものは新品で構成します。 インプット側...