スペックエンジニアリング






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GPZ900Rエンジン コンプリートエンジン 1100cc~

GPZ750R、GPZ900Rに搭載可能なエンジンなフルオーバーホール済コンプリートエンジンです。
時速300㎞を目指し次世代エンジンとして生み出されたZZR1100系エンジンの流れを汲んだZRX1100。 
そしてZRX1100の登場から5年後に排気量アップとメッキシリンダー化により更に進化したZRX1200。 
これらのエンジンに載せ替えることで1クラス~2クラス上の走行性能と静粛性へと向上させるグレードアップメニュー


ZRXシリンダーヘッド使用する為、エンジンマウントにダウンチューブを使用致します。

別途オプションにてお好みのエンジン仕様にすることが可能です。

原動機型式が変更されますので公認車検を取得する必要がございます。
公認車検取得を含めた価格になります。(車検適用に掛かる費用は別途となります)



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メニュー 品番  税込価格
1109cc仕様(ZRX1100E/g)  *****  ¥1,100,000~
・ワイセコ製ピストン Φ78.0mm
・5速
オプションメニュー   
  • 6速化   
  • ヨシムラハイカムシャフト装着
 
 1164cc仕様(ZRX1200E/g)  *****  ¥1,100,000~
・カワサキ純正新品ピストン Φ79.4mm
・5速

オプションメニュー   
  • 6速化
  • ハイコンプ仕様ピストン
  • ヨシムラハイカムシャフト装着  
1224cc仕様(ZRX1200E/g)  *****  ASK 
・JE製ピストン Φ81.0mm
・5速
オプションメニュー   
  • 6速化
  • ヨシムラハイカムシャフト装着
 
スペシャルオプション
 ICBM🄬メッキシリンダー,R-Shot及びR-Shot#M   
  • メッキシリンダーで名高い 井上ボーリング様と共同開発のGPZ900R専用で製作されたアルミメッキシリンダーICBM

    日本を代表するGPZ900Rのエンジンチューニングの雄 中川商会様の提供するR-Shot及びR-Shot#M

    高い技術を持つ会社様と当社のGPZ900Rエンジンメニューを融合させ、より高い完成度のエンジン造りを目指します
  
  •   
    1980年代設計のGPZ900Rに2010年代の技術を投入 アルミスリーブ&メッキによる ICBM🄬メッキシリンダー
    部品名 作業内容  品番 税込価格
    井上ボーリング
    GPZ900R用 ICBM🄬メッキシリンダー

    ※組付け後長期テスト走行による確認中の為
    販売開始はもう少し先になります
    GPZ900Rの純正鋳鉄スリーブを抜き取り、
    ウェットブラストによりシリンダ本体内部の
    錆や水垢を完全除去の後、シリンダ本体
    下面の修正研磨(0.05~0.07㎜)を行い、
    メッキシリンダー専用に製作されたアルミ
    スリーブへ打ち換えられます
    その後シリンダ上面の均質な面出しの為
    整形研磨(0.05~0.07㎜)を行いメッキ処理
    前に精度の高いボーリングを行いシリンダ
    内壁に狙った膜厚通りのメッキ処理を行います
    その後装着予定のピストンに合わせて
    ホーニングで寸法を仕上げ最後にプラトーホー
    ニングにより完全にシリンダ内壁を整え、
    完全なる状態とします

    施工されたシリンダーに対してシリアル
    ナンバー管理され永久保証カードが
    発行されます

    ※単体重量が約2㎏軽量となりますので
    ハンドリングの軽快性の向上も期待できます

    32844 ¥264,000
    組行後テスト走行手記
    2021年2月末、当社のGPZ900R試乗車へ組付が完了しテスト走行開始
    2021年3月初頭から冬の一般道と高速道路にて慣らし運転を兼ねた実走行開始
    テスト走行開始直後からアルミシリンダー化による2kgの軽量化の恩恵は走行後すぐに体感できる程明確で
    もともとフロントヘヴィーであるGPZ900Rのフロントタイヤに非常に近い箇所の軽量化によりコーナーへの進入
    モーションが楽にそして軽やかなものとなり、自然なハンドリングとなりました。
    代表の私、瀬尾と当社工場長の石川、メカニックの神田と3人により交代で春の一般道、峠道などの道のりを
    合計450㎞を経て最高回転数6000回転までの使用制限をかけた第一次慣らし運転を終了。

    ここまでの全体的な印象は下記の通り。
    シリンダーのほとんどが重たい鉄スリーブで構成されいたものがアルミスリーブにとってかわることで
    2kg軽量化されたシリンダーにより軽快となったハンドリングは予測された通りでした。
    それと同時に受けた恩恵がシリンダー本体の熱の吸収と放熱性の向上により冬の暖機運転が純正と比べて
    スピーディーに完了する事で明らかに早い段階で暖機運転が終わり、アイドリングが安定します。
    そして走行フィーリングですが当社の0.5ミリオーバーサイズピストンキットと純正鋳鉄シリンダーの組み合わせと
    比べて明らかに振動が少なくなりました。
    そして5000回転程度までの使用でも速度の乗りが非常にスムースで気が付けば交通の流れをリードしてしまい、
    回している意識がないのにエンジンがストレスなくスーッと回り、加速している気はないのに速度も勝手に乗っている
    そんなスムースなエンジンとなりました。

    第一次慣らし運転を終え、回転制限も7000回転までとしその後、当社の古くからのお客様の力をお借りして
    2021年5月から九州(熊本)まで高速道路での長距離移動。
    約1か月半かけて九州内を3000㎞程度一般道、峠道、高速道路等あらゆる道路状況の中を走行してもらい
    ました。
    1000㎞走行が伸びるごとに回転制限をおよそ1000回転ずつ上昇させる段階的な走行により最終的には
    レブリミットまで使用しました。
    お客様の印象もおおむね当社がそれまでに感じていた内容と同じく5~6000回転程度迄は振動がとても少なく
    九州のほとんどの道で運転するのに6000回転までで充分であるとの事でした。
    6000回転から上の回転域ではそれまでの振動もなく平和でスムースだった性格とはうって変わり、カワサキ
    特有の振動を伴い、少々荒々しく回転上昇していく性格が顔を出し勢いよく加速するとの事でした。

    2021年7月には高速道路にて広島へ移動し、お客様の手から当社内に戻る
    2021年8月その後当社内で30℃を超える猛暑の中でテスト走行を行い、水温の上昇と冷却の具合が
    純正と比べてどのようなものかテストしました。
    GPZ900Rでこの時期、純正ラジエター装着での一般道の走行はかなりエンジンに過酷な状況であります
    ひとたび信号待ちで水温計の真ん中以上まで上昇してしまうと、そこから信号に引っかかることなく走行風を
    当て続けても一本目の暖機ラインまで下がることはまずあり得ません。
    せいぜい水温計の針は真ん中辺りを行ったり来たり、信号待ちでエンジンを止めないと簡単に真ん中以上
    ヒートライン付近まで突入し、エンジンが可哀そうで気持ち的に嫌になってしまうのが常です。

    アルミメッキシリンダーとなって放熱性が高い為、当然といえば当然なのでしょうが猛暑の中で
    この水温変化がしっかりと感じ取れました。
    水温の上昇スピードはそこまで速いとも遅いとも大きな違いは感じられませんでしたが、
    純正ラジエターでは水温計で真ん中以上まで上がった水温を下げるのが一苦労だったのが普通に信号に
    引っかからないで走行していれば一本目の暖機ラインめがけてじわじわと確実に下がってくれます。
    外気温が30℃を超える一般道でのテストではさすがに一本目の暖機ラインまで下がることは今のところ
    ありませんでしたがバイパスや高速道路であればそこまで下がることが予測されます。
    これはGPZ900Rユーザー様にとっては非常に心強く、安心材料なのではないかと思います。

    これからもしばらく30℃を超える猛暑の中でテスト走行を行っていく予定です 2021年8月10日


    ショットピーニング技術を大幅に進化させた摩擦抵抗軽減表面処理   R-Shot及びR-Shot#M
     部品名  作業内容   品番  税込価格
    中川商会
    エンジン内部部品表面処理
    R-Shot及びR-Shot#M

    2021,2月現在、開発が終了し特許取得が完了
    2021,5月現在、各部品に対する最適な
    処理内容が確定し価格設定完了

    静岡県の中川商会様が約3年の月日を
    費やしてテストを続け専用の工業試験装置で
    数値解析と実走行テストを行い開発された
    金属の表面改質処理

    R-Shot/M
    独自配合したモリブデン等の摩擦低減素材を
    金属表面に高速で打ち付け、約2~4μmの
    被膜を形成しエンジン内部の摩擦を低減させ
    回転の滑らかさと同時に微細な振動も軽減
    する高度な表面処理

    新品ピストン R-Shot#M(φ50~90) 1個 ピストンスカートのみの施工を推奨 32841 ¥7,700
    中古ピストン R-Shot#M(φ50~90) 1個 ピストントップを含み全体の処理を推奨 32840 ¥8,800
    ピストンピン R-Shot        1個 新品、中古問わずR-Shotを推奨 32839  ¥2,200
    カムシャフト ラッピング処理     1本 カムシャフトの回転抵抗を減らしカム山の
    摩耗を遅らせます


    R-Shotではありません、摺動面を高度に
    研磨する処理をラッピングといいます
    32838 ¥17,600
    ロッカーアームは現在試作中 32837 -
    カムホルダー R-Shot#M       1個 カムシャフトの回転抵抗を減らします
    1台分は10個必要
    32836 ¥2,200
    IN&EXバルブ R-Shot#M      1本 バルブステムのみ施工を推奨
    1台分は16個必要
    32835 ¥2,200
    トランスミッション本体一式処理
    ギアはR-Shot 
    シャフトはR-Shot#M 
    ギア、シャフト等分解された状態での施工価格
    トランスミッションギア10枚、シャフト2本
    各ギア間のスナップリング、シム類すべて
    32834 ¥121,000
    トランスミッション分解&組み立て
    (新品ベアリング込み)
    トランスミッション分解&組み立て¥13200
    新品ベアリング代  ¥9900
    32833 ¥23,100
    シフトドラム周り R-Sho#/M シフトドラム、シフトアーム3箇所、
    シフトロッドの合計5点の施工により
    ギアチェンジ操作をスムースにする
    32832 ¥30,800
    クランクシャフト ラッピング処理   1本 クランクの回転とコンロッド付け根部分の
    動きをスムースにします


    R-Shotではありません、摺動面を高度に
    研磨する処理をラッピングといいます
    32831 ¥25,300
    クランク&コンロッドメタル R-Shot#M 1枚 クランクの回転とコンロッド付け根部分の
    動きをスムースにします(1台分は18枚必要)
     32830 ¥1,100
    オイルポンプ本体 R-Shot
    オイルポンプ内部のトロコイドローター部
    インナー2箇所、アウター2箇所の4点と
    カバー3箇所、シャフト1箇所の
    合計8箇所の施工
    32829 ¥16,000










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