腰下分解part2

腰下分解part2

引き続き、腰下の分解を進めます。 プライマリーシャフト・クラッチ関連部品を取り外します。 清掃後、フリクションプレート・スチールプレートの損傷や摩耗を中心に、各パーツを点検していきます。 同様にトランスミッションカバーも取り外した後、クランクケースを開けます。...
腰下分解part1

腰下分解part1

腰上に続いて、腰下の分解へ移ります。まずはオイルまわりから。 分解中にも簡易的ではありますが、組み付けてある状態での動作チェックや摩耗の有無を診ておきます。 今後の組み付けへスムースに移行する為、一時保管前に清掃と、必要な部品のチェック・交換を行っておきます。 オイルポンプは、主にエンジン内部へオイルを循環させるローターの摩耗をチェックします。 インナー・アウターローター共に、摩耗はほとんど見受けられません。 その他もチェック・清掃して組み付けます。 オイルパンは清掃とバリ取りを行い、内部パーツも綺麗にして、組み付けを待ちます。...
腰上分解part2

腰上分解part2

前回に引き続き、シリンダヘッド・シリンダを降ろしてチェックしていきます。 この後、洗浄・カーボン除去等の為、外注先へ向かい、更に自社でバルブのシートカット・すり合わせを行いますが、この段階でエンジンの状態と、どのような乗り方をされてきた個体かをチェックしておきます。 シリンダ・ピストンもボーリング・新品交換となりますが、同様にこの時点でのチェックは必須です。...
エンジン製作開始~腰上分解part1

エンジン製作開始~腰上分解part1

大変お待たせしております。申し訳ありません。これよりエンジンの製作に着手したいと思います。 今回、使用するコンプリートエンジンです。 まずは腰上、ヘッドから分解していきます。 よく言われる、GPZ900Rのカムかじりです。この程度では異音を発生させるものではなく、むしろロッカーアーム側の摩耗に起因する場合が多いです。 やはりロッカーアームには大きな摩耗が見られました。状態の良いものへ交換です。 総合的に判断して、今回はカムシャフトも交換する方向で進めて参ります。...