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オフセットの違いによる
ハンドリングの変化について

●まずオフセットの役割というかその変化についての概要のお知らせです。

オフセットを変化させてどんな場面で違いが出るのか、そしてどんな違いが現れるのか
ということを説明いたします。

まず、どんな場面で最も大きい変化が出るかということですが、これは主にコーナーに進入するときに
バンクに対するハンドルの切れ方に大きな違いが出てきます。
これはコーナーのみならず比較的速度の高いレーンチェンジやとても速度の低い交差点でも同じように
変化が現れます。

次にその違いはどんなふうに現れるのかについてですが一般的に進入時に曲がろうとして
体重を移動し、バイクを傾けていったときのステアリング(前タイヤ)の切れ方が変わって
きます。
具体的にはオフセットは大きいとバンクしてあとからステアリングがついてきてハンドルが切れていく
ような穏やかなハンドリングとなります。
◎利点はライダーが積極的にバイクを振り回せるので操っている感覚が豊富です。
穏やかなハンドリングのため高速クルージングで疲れません。
◎欠点は短時間ですばやい動きが出来ないのでつづら折れの道路での切り返しが遅れます。

反対にオフセットが小さいとバンクさせ始めたらすぐにステアリングが切れこんで
くる攻撃的なハンドリングとなります。

◎利点はサーキットなどで短時間で向きを変えるためや素早いコーナーの切り返しには
便利なハンドリングです。

◎どこを走ってもすぐにハンドルが切れ込んできますので素直ではない印象を与えます。
又フロントタイヤの変磨耗を誘発する原因にもなります。



●ステムのオフセットについて
フロントフォークのステムに関しては下記の3種類のオフセットがあります。
ので選択される上でのご参考にしてみてください。

 @40ミリオフセット(ニンジャノーマルに同じ)
 A35ミリオフセット(ニンジャより5ミリショート)
 B30ミリオフセット(ニンジャより10ミリショート)

@40ミリオフセットの場合
一般的に旧車やネイキッドバイクのハンドリングがこれにあたりますが
コーナーへ進入する場合バイクがバンクしたあとからステアリングが切れてくる
穏やかでバイクを寝かせやすいハンドリングです。


A、35ミリオフセットの場合
一般的に高速ツアラーやオールラウンドなバイクにのハンドリングがこれにあたりますが
コーナーへ進入する場合バイクがバンクするのに素直にリンクしてステアリングが切れてくる
自然でなおかつ扱いやすいハンドリングです。


B、30ミリオフセットの場合
一般的スポーツバイクのハンドリングがこれにあたりますが
コーナーへ進入する場合バイクがバンクしようとするとすぐにステアリングが切れこんで
くる攻撃的なハンドリングです。(一昔前の16インチのハンドリングのような感じです)

サーキットや峠などで短時間で向きを変えるためにはどうしても必要な要素ですが
それがどこを走っても出てきますのでハンドルが切れ込んでくるというご不満を感じられる方も
おられると思います。
お客様からの 質問 1

「オフセットの違いによるハンドリングの変化について」ではオフセット30ではハンドルが切れ込むとのことですが
ステムが30ミリオフセットであるZRX1100に乗ったときはではすべての操作が軽かったですか低速でも乗りづらいような
切れ込みは感じませんでした。 GPZ900Rに組み込んでも切れ込まないような気がしますがいかがでしょうか?

ニンジャと比べてZRX1100、1200のフレームを良くご覧頂くとお分かりかと思いますが、フレームから
ヘッドパイプまでの距離が違います。
ニンジャはステムのオフセットが長い分、ヘッドパイプの距離が短く、
ZRX1100はステムのオフセットが短い分ヘッドパイプまでの距離が長くなっており、
バイクの中で一番の重量を占めるエンジンからの距離が結果として大きく違わないようになるように
設定されておりますのでZRX1100はオフセットが短くてもナチュラルな動きをしてくれます。

あくまでも、フレームやサスペンションのセッティングは全ての物が絡み合ってその乗り味が決定される
ので一部分だけが理想値であるから全てうまくいくというものではありません。
きちんと車体のセッティングをすれば30ミリオフセットでも35ミリオフセットでもナチュラルに走ら
せることは可能です。

弊社が35ミリオフセットを推奨する理由は少々フォークのセッティングを間違えてもライダーを
危険な状況にしにくい、パニックのときでも破綻しにくい数値だからです。

したがってハンドルが切れ込むようなセッティングが好きな方は30ミリオフセットをご選択いただいても宜しいです。




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