クランクシャフトの測定からコンロッド組付けまでをご紹介いたします。

クランクシャフトはダメージがあまり現れにくい個所ではありますが、当社ではエンジン腰下分解・組付け時や在庫確保の仕入れの際も、必須チェック項目として振れの測定を行っております。

以下そのデータとなります。タイトルをクリックしていただけるとご覧になれます。ご参考までに。

適正な振れの範囲内に収まり、むしろとても良好な状態の個体であることが数値から読み取れます。

測定後は、前回のブログでご紹介したコンロッドにメタルを取り付け、クランクシャフトに組付けていきます。

コンロッドメタルは新品段階で保護用のコーティングがなされているため、開封後、一度清掃を行い、適正な箇所にグリスを塗布し直して取り付けます。

クランクシャフトへの組付けも、トルクレンチで数値を管理して仕上げていきます。

つづく