車両整備でお預かりする愛車を点検すると必ず、ETCやデジタルメーターなど後付けの電装部品を機能させるために装着品のすぐ近く、各所ばらばらの場所から電源を取って作動させている状態が当たり前となっています

これらの作業を行わなければ直ちに問題が起こるということはないのですが、中 長期的に問題を引き起こす可能性があることと、問題が起きた時に素早い対処ができないということで問題が起こる前に予防をし、さらに問題が起きても迅速に解決できる状態にしておく、そういった整備となります。

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画像真ん中に見える3極カプラーが専用に取り出された後付け電装品専用の電源となります。
3極カプラーである理由はメインスイッチのON⇔OFFに連動する+電源、メインスイッチに左右されず供給されている常時電源(時計などに使用されます)、-電源、とこの3種類が取り出されていて、この3極カプラーが3つ配備されています。
そしてこれらの電源はヒューズボックスのテールヒューズを介していますので、ここから派生している電装品にトラブルがあったらまずテールヒューズを見ればよいという分かりやすい回路となっていますので、万一のトラブル時にも容易に原因究明が可能となります。

こちらはETC電源

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こちらはハンドルに装着されているデジタルメーターです
カプラーを一つ余らせておりますのでもう一つ追加で装着が可能になるようにしています

途中の配線もきれいに整理します

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一元管理を行い、不要な配線も除去し、すっきりとまとまりました