シリンダーヘッド~

シリンダーヘッドを載せていきます。 クランクケースボルト同様に、スレッドコンパウンドを塗布して規定トルクで締め付けます。 カムシャフト・カムチェーンと正確に組み付けを行い、プラグを取り付けて簡易的な圧縮の確認。 最後にバルブクリアランスを当社データに基づいた数値に設定し直して完了となります。...

バルブ~

シリンダーヘッドのカーボン除去はシリンダーと同じく外注先に依頼しておりますが、バルブの洗浄・計測・振れチェック⇒シートカット・すり合わせは自社で行っております。 バルブステムシールは必須で交換となります。 カムシャフト・ロッカーアーム共に新品ではありませんが、状態の良いものがご用意できました。...

ピストン~

これより腰上の工程に進みます。 こちらが今回使用する当社のオーバーサイズピストンとなります。ボーリング&ホーニング前にピストンサイズを計測し、当社指定のクリアランスが確保できるよう内燃機専門の業者に加工を依頼しております。その際にはシリンダー内のウォータージャケットやスリーブの洗浄、Oリングの交換も同時に行われます。 シリンダーの装着も無事終了し、次はシリンダーヘッドです。...

クラッチ~

クラッチ周辺の組付けに入ります。 各部の清掃とチェック、プレートやスプリングの検査を行った後、組付けを開始します。 センターハブナットは新品交換後に適正トルクで固定。 プライマリーチェーン廻りに移ります。 ダンパーも新しいものに入れ替えです。 カバーを取り付けて完了となります。...