この度、当社認定中古車としてご成約を頂きました車両の納車整備の内容をオーナー様へのご報告を兼ねてブログにてご紹介させていただくことになりました。
まずこの車両は2013年7月24日にコンプリート車両として製作納車され、2018年までの5年間の約5万キロを郊外のワインディグを精力的に走行され続けていた車両です。
その使用状況から負荷の少ないツーリングでかさんだ距離ではなく使用するギアも2速、3速、4速を多用され、エンジンに対する負荷もそれなりにかかっている5万キロであることからその負担が集中しているエンジンを中心に納車整備を行うことが重要であることが明白でした。
しかもコンプリート車両の次のクオリティに位置する認定中古車として販売する限りそれに恥じないクオリティで制作する責任もあるため、此度のオーナー様には金銭的なご負担を頂きましたが、安易な安売りをすることなく隅々まできちんと整備をしコンプリート車両として生まれ、当社の認定中古車として販売するに値するクオリティで制作出来るよう努力して参ります。
上記内容どおり整備を開始しますがまずは最も時間を要する箇所でありますエンジンのオーバーホールを行うため、まずは車体からエンジンを降ろします
まずは外装を外し、外装専用の棚に移動した後、傷つかないよう2階の保管エリアに大切に保存いたします
エンジンにつながっているハーネスや配管類をすべて取り外します
エンジンを完全分解するのでオイルもすべて抜き取っておきます
エンジンについているラジエターやキャブレターなどの補器類も取り外されました
キャブレターやマフラーも外せました
エンジンとフレームを連結しているボルトを取り外し、いよいよエンジンを降ろします
無事、車体から降りました
外したマフラーなどの部品は丁寧に梱包し、別場所にて保管します